外部出講の話

塾の話とはちょっと違うのですが、塾長の外部出講の話。
(全くの無関係ではなく、塾としてもメリットが多々ある話)


今年は思いがけずいい場所にテナントが確保できたのでとりあえずオープンしましたが(雑な……)、元々は全国各地の塾・予備校に出講して、主に国語の指導をしています。
基本は大学受験の現代文・古文・漢文・小論文、最近は高校受験の国語もお手伝いしたり、小論文は英文なことも多々ある関係か英語もお手伝いしたり、まあ色々です。
今年度から Educational Lounge というWebサイトで学習法も連載しています。くて優秀な塾・予備校の先生が集っているサイトですからね。怪しい奴に見えて、一応ちゃんと業界の片隅でそれなりに仕事をさせていただいています。笑

大学受験が主戦場、さらには国公立大学志望の生徒が多数いることから、実は今が直前の追い込み・調整期。私大の入試は始まってもう終わっているというのも多々ありますが、講師としては仕事がそれなりにあります。国語と小論文であれば、2次試験の過去問添削などですね。

で、当然まだ受験の結果は出揃っていないわけですが、ありがたいことに来年度も各出講先でお仕事をさせていただける感じです。コロナの状況によって色々変動は出るかもしれませんが。。。受験指導で必要とされるのはありがたいことです。

寺子屋はじめは週4日営業の塾ですが、実はこの外部出講とこの営業日数は無関係です。外部出講があってもなくても週4日は変わりません。テスト前などはちょっと変則的になりますけども。
ですので、営業日数や曜日については保護者の方々にはお話をしておりますが、外のお仕事は関係ありませんので、そこは悪しからずご了承ください。

さて、この外部出講、塾としてのメリットがあると冒頭でちょっと触れました。

うちの主要商品の一つが塾長の指導力です。これは教科的なものもそうですし、進路指導、生活指導、将棋指導、ブラックジャック指導、三国志指導など様々。塾長が出講しているところはいずれも様々な学力の生徒がすごく頑張っている環境で、求められるレベルも相応に高いです。しかも出講できる日は限られているし、コロナの流行具合によっては移動も制限される中での指導(これはオンラインを駆使するわけですが)。シビアな最前線で指導を続けているので、力量的なものがある程度保証されます。
一応はこれまでの勤め先で塾長が直接指導した生徒の進学先なども参考情報にはなるかもしれませんが、前の勤務先に気を遣ってあまり大々的に言えるものでもないですし、ピンク髪のお兄さんの実力のほどはイマイチわかりづらい。その辺、ある程度担保にはなるのではないかなーと。

あとは、お問い合わせいただいた方全員に無理に入塾を強いたり、無理にコマを取ってもらおうという過剰な営業的側面をしなくて済む、という点でしょうか。無論教室というハコモノを抱えている以上最低限の経費はかかるので赤字垂れ流しは困るのですが(ええ本当に困ります)、「生活が苦しいから」という理由で過度な営業をしなくても済むのは大きいです(個人的に)。
ただ、それゆえに私が増コマを勧める場合は相応の理由がありますので、その点はきちんと説明した上でお話をさせていただく、という感じです。

こういうの書くと、「そんなぬるいことを言ってるとうまくいかねえ」「覚悟が足りねえ」と先達から説教を食らうと思うのですが、別に同業者にいい顔しようと思ってやってるわけではないですからね。
必要としてくれる人のために仕事をする。それだけです。それが保護者の方、生徒、同業の先生方、誰に対しても、自分のキャパの限りは、という感じです。一時期は世の中全てから干されかけた、と思ったこともあるだけに、需要に対してはきっちりお応えしたいのです。
無論、もし塾生が増えてきたら、色々な手を打ちますし、すでに手を打てるように備えていますので、ご安心ください。

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