受験生の学習日々

こんにちはこんばんは。寺子屋はじめ塾長です。

今年は中学受験生はいなくて、大学受験と高校受験の生徒たちがちらほら。みな、塾に来る日はもちろん、塾が休みの日でも家庭学習の密度が上がってきている様子を見せています。

大学受験生は、追い込みはもちろんのこと、受験スケジュールを組み立てる時期です。各大学の出願締切、試験日、発表日、入学手続き締切など日程を整理して、実際にどこをどう受験するかを組み立てていきます。試験日が被ったり、抑えの手続き締切が本命の発表に間に合わなかったり、とかく私立大学の入試は当初の予定通りにはいかないものです。受験予定だったのに物理的に無理だった、というのが直前に分かってはたまらないので、今のうちにしっかり整理して決めておこうというわけです。


高校受験生は毎月模試や実力テストがありますから、それらで現時点の力を確認しつつ、細かに毎回内容を調整して学習を進めています。皆が皆、順調に上がるわけではなく、どうしても本番までにはあと1〜2回は波乱があるでしょう。中間層の生徒ですと、少しメンタルがブレるだけで20〜30点くらいは変動してしまうのも珍しくありません。

メンタル面を鍛えるのと同時に、「多少の失敗やブレを吸収できる点数を」という観点コミコミで策を練り、受験に向けて取り組んでもらっています。


大切なのは、受験後、未来の姿を具体的にイメージしていくこと。一歩間違うと「取らぬ狸の皮算用」になってしまいますが、大学進学を希望している中学生なら大学受験にまで話は踏み込みますし、就職希望なら高校3年間で何をどう備え、社会に出る心構えを作っていくか。部活をやるために進学する生徒であれば、並行してどう勉強に取り組むか、大学受験に向けてなにをいつどうしていくか。

意識を高め、心構えを作り、具体的な像を自分の中に作っていくことで、今に還元していくのです。成績自体は、やるものを明確にしてやり方を守って取り組めば自然と伸びてきますが、こういう精神面での鍛えについてはなかなか自己流では難しい生徒が多いのが現実。かなり意識的に行うのが寺子屋はじめ流の指導です。
言葉を尽くすこともあれば、そういう話をほとんどせずに勉強に集中させることもあります。生徒によっても、時期によっても変わる。適切なタイミングを生徒に合わせて見極めて動く。言うは易く行うは難し。かなり気を配っています。


公立高校では中間考査も終わり、高2生はこれから修学旅行ですね。帰ってきたらもう受験生としてもう本腰を入れていきましょう。関東圏でも学力検査を行う併願型の公募推薦はこれから増えてくるでしょう。そうなれば、11〜12月に試験本番、という受験生も増えてくるはず。また、私大の英検活用を考えると、なんとか高2のうちに最低でも2級レベルを確保しておきたい(特に文系は)。時間があるようでもう尻に火がついているのが高2生です。

中学生はもう中間テストが間近です。学校によってはもう1週間前。提出するワークの1周目は終えていますか?ギリギリにやっつけるようでは点数は取れません。とにかく先手先手、1周目は自分のできない部分を炙り出すために行う感覚で早く取り組むのが肝要です。

中3生はこのテストが終われば受験対策も追い込みに入ります。5教科とも、未習部分をガンガン取り組むことになります。テスト〜入試本番まで気の抜けない日々が続きますが、気合いを入れて、ふんどし締め直してやっていきましょう!
保護者の方は、勉強面の細かいことは塾にお任せを。食事や睡眠など、お子様の体調管理に気を配ってあげてください。日々気温の変動が激しく、難しい日々が続きそうです。よろしくお願いいたします。

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