生徒の成長を垣間見る

正式OPENをしているのか疑わしい寺子屋はじめですこんばんは。

12月から通ってくれている中2生ですが、入塾して1ヶ月ちょっとくらいで学校の実力テストがありました。

まだまだ勉強の習慣も怪しい、答え合わせの精度も怪しい、という状態ですし、年末年始も挟んでいたし、「まあこの1ヶ月塾でやった範囲がちょっとでもできていればいいんじゃない?点数はそう簡単に上がらんよーHAHAHA」という感じだったわけです。

そうしたら、まあそれはそれできっちりと、1ヶ月塾でやった部分はきっちり得点してきましたよ。数学をメインでやってましたが、33点UP。立派なものです。
もちろん、それ以前の範囲はほぼ一から復習しないといけないですし、元の点数も今の点数も恥ずかしくて表には出したくないとのことなので言いませんが。。。

実は、個人的に一番大切だなというのはこの部分。

点数UPなんて別に普通なのです。そりゃ今までより勉強してるんだし、適切な教材で適切な学習をしていればやった分だけ上がるでしょう。私の目の前で私にチクチク言われながら楽しく勉強していて上がらないわけがないのです。←自分で言うな

勉強が苦手、低い点数を取り続けている生徒は、それが「普通」の状態になります。生徒によって「普通」と感じる点数は大きく違う。80点切ったらこの世の終わりみたいな顔をする生徒もいれば、30〜40点でも満足そうな表情を浮かべる生徒もいます。

どのラインで安住するかは人それぞれですし、それはそれで人生でしょう。が、やはり点数が取れるようになってくると人って変わるものです。今までの彼にとっては決して低くない点数でも、「もっと」という気持ちが芽生えてきたのでしょう。「普通」と感じる基準が変わり始めてきている。これは学習を進めていく上で大きな一歩を踏み出したのではないでしょうか。

もちろん、年頃ですからねぇ。このまま一直線にはいかないと思います。笑

保護者様も、私も、いろいろ一喜一憂させられる、振り回されるのでしょうが、それが若者の特権なのです。そういう中でも着実に成長してもらえれば、結果はついてきます。

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