学校環境の差〜受験校を選ぶに際して〜

講習も残すところ4日となりました。私立は今週から学校が始まるところもちらほら。

当塾は、私立高校に通っている生徒が割合としては高いです。
そうすると、いろんな学校の「環境の差」を見るわけですが、これはもう信じられないくらい差があります。

某学校では、お盆期間以外は夏休み中ずっと夏期講習で学校に行っていました。
30日くらいあったのでは?感。
それでも、通い放題で塾でも勉強しているのだから偉いものです。ずっと業界にいると、高1でも大学受験するならそれくらい当たり前だろ!と思ってしまいますが、よーく考えたら偉いですよね。まだ高1〜2でほぼ1日中勉強してますからね。

そことは違う学校では、コースごとに夏期講習の有無が異なっていまして、入学段階でどのコースを選択するかでかなり変わっていました。
高3は下手な縛りをかけずにこっちに全投げしてくれた方がいい(笑)ですが、高2まではある程度縛りがあったほうが勉強しやすい生徒が多いのも事実(自分の固い意志でやり続ける、ができるのは精神的強者だけですからね)。そういう意味では学校がやってくれる夏期講習も、高2まではそれほど悪いものではありません。高2まではね。

これって、まあ私立は顕著ですが、公立でもそうです。けっこう学校が気合い入れて夏期講習を組んでくれるところと、もうほんと、一切何もないところと。

どちらがいいというのは別の話ですが、そういう環境の差があります。

もちろん、「大学に行かせる気はない」というご家庭の方針なら、そういう講習をみっちりやるような学校は選択しないことになるでしょう。
逆に、「大学には絶対に行く」という方向性であれば、まあ多少は縛りを設ける学校の方がいいことが多いです。縛りすぎも困りますけどね(これは別の機会に書きますがけっこう困ってます泣)。
「希望の高校に進学した、夏休みは部活と遊びで終わった、勉強なんて一切やってない、どうしよう」というご相談、ガチに年1〜2件は確実にいただいています。これは受験期によく吟味しておかねばなりません。情報収集をしっかりするのが肝要です。縛りがない方がいい子もいますし、よく将来の方向性とお子様の特性を踏まえて考えていきたいですね。

こういう、学校ごとの環境の差って、当事者になると自覚はできないのです。
他校の友人と話していて、「あーうちとは違うんだな」と思うことはあっても、それが1年後、2年後にどういう効果の差が出てくるかなどは知る由もない。私が第三者の目線から見て、ある程度はその効用を察することができる、というくらいのものです。

学校選び(これは中学受験でも高校受験でも一緒)の段階が一番吟味して自分の子どもに合わせやすいタイミングなので、やはり受験校を選ぶのは重要だということです。もちろん、他の要素も踏まえて、ですよ。

塾に来てくれていれば、そのあたりは無制限で相談していただけるので、大きな失敗はあまりないのかなぁと思っています(その時は本人が不満げにぶーたれてても、2年後には「あれやっててよかった」みたいになることが多い気がします)。ただ、全員が大納得して、という進学は難しいのが現実。うまく自分の居場所(物理的にも、精神的にも)を作ってくれることを祈りつつ、卒業後も乗れる相談には乗って、など、私にやれることはやっていますが、もっともっと精度を上げていかないとですね。

特に高校受験は、千葉県の今の様相だと、上位層は熾烈な競争なので大変ですが、塾に通わずに済ませてしまえる子も年々増えているのが現実で、しかも通える学校はいくつもの中から選べる。そうなると、ちょっと安直に、微妙な選択をしてしまうということもあり得るわけです。実際、高校入学後にそういうご相談もあります。

このへん、なんとかできないかなーとぼんやり考える朝でした。

あと4日間の講習が終わると、公立の中学校はすぐに期末テストです。必死の追い込みを。
高校生は文化祭期間ですが、とにかく「勉強しない日を作らない」のが肝心です。「授業を受ける」は、対面・映像ともに勉強時間には入れず、あくまでも「自分の頭を働かせて演習」する時間を少しでも確保することを意識しましょう。

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